fetiquette - フェチを通じて病気や怪我でさえ価値あるものに

心臓フェチな人。フェチを応援するサービス(フェチマッチング・コンテンツ販売サービス)を開発中。「フェチ」は美点だけではなく、病気や怪我、コンプレックスでさえ価値のあるものに変換してしまう他に類を見ない分野だと考えています。 https://fetiquette.io/

図解「フェチの世界」#2 - ふわふわ、ポンポン、風船フェチ🎈🎈🎈

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こんにちは、心臓フェチのHimmeliです。

私は、人種・性別・国籍に関係なく、誰もが理想のフェチコンテンツを購入/販売できる社会の実現を目指して、フェチのオンラインマーケットサービス「fetiquette」の開発を行っています。

もっと具体的に言うと、
・「心臓病の人が、自身の心音を心臓フェチに販売して治療費を得られる」
・「身体障がいを持つ方が、自身の写真集を欠損フェチに販売して義手の製作費用を稼げる」
といったように、フェチを通じてユーザーの個性に価値を付与して提供・社会的貢献ができるようなサービスを開発しています。私の活動や、心臓フェチの詳細はこちらの記事をご参照ください。

さて、本記事では、「風船フェチってどんな世界なの?」についてまとめてみたいと思います。

対象ユーザー
・風船フェチの方、風船に興味がある方
・風船フェチコミュニティを求めている方
・フェチそのものについて色々語りたい方、知りたい方

【注意事項】
本記事で示す数字や割合などは、あくまで個人の経験則による推定です。
皆さんのコメントなどを元に精度を上げていくことを前提に「フェチガイドの最初の一歩」として作成したものですので、気軽にご意見をいただければ幸いです。Twitterで話題にする場合は、 #図解フェチの世界 とハッシュタグをつけていただくか、 @himmeli_alt をご指定いただけると記事に反映しやすいです!

風船の良さ

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それでは早速、風船の良さからお話していきたいと思います。
この後でも詳しく述べますが、風船フェチの方には次のようなタイプがあります。
・風船そのものを尊いと感じていらっしゃる方
・誰かが風船と遊んでいる姿が好きな方

そして、上記の方たちが風船に感じる感覚を言語化すると、上記画像のような「非日常感」「緊迫感」「癒やしの力」「愛情」というものになります。

非日常感や緊迫感が好きなのが分かる、という他分野のフェチの方もいらっしゃるのではないでしょうか。私が今までお会いした方の中では、「温泉フェチ」=温泉に行ったときの非日常感が好き、という方がいらっしゃいました。病院フェチで院内が好き、というのもそれに近いかもしれません。

緊迫感については、SMに興味がある方なら分かるのかも。例えば電気ショックを流す瞬間の緊張感とか、それに近いものがありますよね。

癒やしの力や愛情については、そもそも風船が「人を笑顔にするため」に生まれた存在であることから、見ているだけで幸福感を得られるというのが高ポイントのようです。確かにこれ(↓)は見ているだけで楽しくなります。

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風船の派閥

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この部分が皆さんが一番興味を持ち、正確な情報を求めるところだと思います。ですが前述のようにあくまで心臓フェチであり、風船フェチ界隈についてはお話を伺ってきた範囲でしか分からないので、あくまで推測であることをご了承ください(なので、ぜひご意見いただけたら幸いです!)。

まず、男女比について。私の経験則では、風船フェチの方は男性がかなり多いです。風船フェチの女性もいるにはいますが、男性側から影響されて、というのが多いように感じています。そして、フェチとして好きなのは、やはり異性が風船で遊ぶ姿、がメジャーなようです。このあたり、女性の風船フェチの方がいらっしゃったら、ぜひ詳しく教えて下さい(*´ω`*)

次に風船の扱い方ですが、割る派(Ppper)と割らない派(Non Popper)派では、割る派が多い実感です。割る派の場合、口膨らまし割りとお尻割りがツートップで、その後に抱きしめ割り、踏み割りなどといった割り方が人気とのこと。

追記: 風船はオレンジオイルに含まれる成分で割るのがかなりスマートで人気のようです!

風船の種類については、大きいほどレアなだけあり、人気が高い傾向にあるようです。巨大な風船の中に入りたい、入っているところを見てみたい、と思っている方は多いのではないでしょうか。ちなみに、風船フェチの方的には気球は対象になるのでしょうか? 気になっています。

風船フェチでない方はTバルーンという言葉に馴染みが無いかもしれません。これは下記のように、バルーンの中にバルーンが入っているものです。見た目も綺麗で、これが人気なのはなんとなく分かりますよね!

追記:アルミバルーンも可愛いと思う、というコメントをいただきました!
こういうの↓ですね、これも確かにカワイイです。ありがとうございます!

目覚めたきっかけ、悩み、風船用語

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目覚めたきっかけは、一昔前に深夜のバラエティ番組などで良くやっていた「アイドルが巨大風船に圧迫されている様子」などが多数派のようです。というかあの内容を初めて番組に取り入れようとしたディレクターが風船フェチだったんじゃ、とか思わなくもないです。これ以外の目覚めたきっかけをお持ちの方、ぜひコメントなどいただけると嬉しいです!

悩みについては、心臓フェチ界隈と似ていますね。マイナーフェチはやはり近いものがあるのかも知れません。一つお話を伺って「なるほど」と思ったのは、モデルの安全性のところです。風船は割れる際に結構危ないようでして、割れた際の衝撃や音に対して注意する必要があるようです。フェチで限界まで突き詰めてみたい気持ちは私もよく分かります(心臓に針を刺して電気を流して不整脈を出したりしたい…)が、くれぐれもお気をつけて!

用語について。色々目新しい単語があると思いますが、個人的にはバウンド、メリゴがとても楽しそうで気になります。というかやってみたい。

コミュニティ、クリエイター、オススメ作品

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コミュニティについては、心臓フェチと同じように、今はTwitter上での活動が主流……なのかな? でも、やっぱり日本ではまだまだマイナージャンルのようです。アメリカなんかにはかなりのloonerさんがいらっしゃるとか。

日本では風船フェチコミュニティは不足気味……のようです。fetiquetteでは、最近導入したばかりですが、コミュニティ内でどなたでもチャット等をできるようにしました。風船フェチのコミュニティは下記URLですので、もし良ければなにか書き込んでみてくださいね! 少しでも風船フェチの輪を広げる手助けができたらと思います。

同様に、オススメのクリエイターさんなども、Twitterやコメント、上記コミュニティ内などで皆さんで共有していただけたら幸いです! 画像にまとめたのは、私が過去に少しお話をしたことがある方や、検索して出てきた方です。なお、fetiquetteでもまだ少しだけですが風船フェチ作品があります。

Non popper向け作品

Popper向け作品

tamafu™さんの作品

もっと風船作品が増えていくといいですね!
こういう作品を作って欲しい! といった要望なども、お気軽にお知らせ下さい(*´ω`*)

風船フェチの全体像

さて、最後にここまでのまとめの画像を貼っておきます。長い。

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さて、今回の風船フェチ解説はこのあたりにしておこうと思います。
次回はまた別のフェチについて、語っていきますね。死体フェチあたりを予定しています。

SNS上でのシェアも、とても執筆の励みになります!
それでは、また次回の記事でお会いしましょう。

図解「フェチの世界」 - 今日からはじめる心臓フェチ

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こんにちは、心臓フェチのHimmeliです。

私は、人種・性別・国籍に関係なく、誰もが理想のフェチコンテンツを購入/販売できる社会の実現を目指して、フェチのオンラインマーケットサービス「fetiquette」の開発を行っています。

もっと具体的に言うと、
・「心臓病の人が、自身の心音を心臓フェチに販売して治療費を得られる」
・「身体障がいを持つ方が、自身の写真集を欠損フェチに販売して義手の製作費用を稼げる」
といったように、フェチを通じてユーザーの個性に価値を付与して提供・社会的貢献ができるようなサービスを開発しています。詳しくは、下記記事をご参照下さい。フェチの可能性や、フェチそのものについても解説しています。

はてなブログ


 note(内容は同じなので、使い慣れている方へどうぞ!)

さて、本記事では、「心臓フェチってどんな世界なの?」についてまとめてみたいと思います。

対象ユーザー
・心臓フェチというものに興味がある方
・心臓フェチアカウントを作ったはいいものの、何すればいいか分からない方
・心臓フェチ的に刺さる作品やユーザを知りたい方(≒心臓フェチの方)
・心臓フェチとして注意しておいた方がいいことを知りたい方
・フェチについて色々語りたい方、知りたい方

【注意事項】
本記事で示す数字や割合などは、あくまで個人の経験則による推定です。
皆さんのコメントなどを元に精度を上げていくことを前提に「フェチガイドの最初の一歩」として作成したものですので、気軽にご意見をいただければ幸いです。
なお、本記事で引用紹介させていただく心臓関連ユーザやツイートは、すべて事前に本人から許可をいただいております。

心臓フェチの世界:全体像

それでは、最初に心臓フェチの世界、その全体像を下図に示したいと思います。めちゃくちゃ縦に長いですが、これを分割して解説していきますのでご心配なく。
一応、スマホ向けに縦長になるように画像を調整していますが、もしスマホで文字が見えにくい場合には、画像を別タブで開く、画面を横にするなどしていただければ読みやすいと思います。

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色んなフェチの分野で、こうやってガイドを作成していけたらいいなと思っています。それでは、各項目について順次説明していきますね。

 

そもそも、心臓フェチってどんなフェチ?

 

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これは「私が思う心臓の良さ」を書き出したものです。フェチは、その人なりのこだわりなので、同じフェチでも、「こだわる」箇所が全然違ってきます(なので、「私の場合」という表記は重要なのです)。

さて、私の場合を端的に表すと、「心臓に対して尊さや性的興奮を覚える人」です。「心臓」という文字や言葉の響きも大好きですし、手術映像なんかも好きでよく見ています。好きな心音は不整脈。私にとって女性の裸体は美しいけれども、それ単体ではセクシュアルなものではありません。胸に触れて心臓の鼓動を感じたり、心音を聴いたり、はたまた頸動脈や胸部が心臓の鼓動に合わせて揺れているのを見た際に、はじめて「えっちさ」を感じます。私にとって「心臓」は性的な言葉であり、ドラマや街角で他人が「心臓がドキドキする〜」なんて言っているのを耳にすると、あまりのハレンチさにキョドってしまいます。ちなみに心音を表す擬音は、「ドキドキ」よりも「ドクンドクン」派です。

 
この気持ち、すごくよく分かるんだよなぁ……。ドクンドクンという擬音は、血液が心筋の収縮に合わせて送り出されていくさまを良く表している気がします。あ、「バクンバクン」も胸の中で心臓が跳ね回っている感じがしてアリです。はい。

さて、そんな私にとっての「心臓の良さ」は、上の画像に記載した通りです。
生と死に関する部分などは、もしかしたらご理解いただける方も多いのかも知れません。私にとっての「心臓」は人生に占める比重がかなり大きく、私は理想の心臓を体感するために生きているといっても過言ではありません。心臓フェチは、私にとってはアイデンティティなのです。

ところで、心臓フェチでない方にとっては「心音」「不整脈」といっても、あまりピンと来ないかも知れません。幼少期から心臓が好きだった私としてはものすごく意外なことなのですが、世の中には「心音をちゃんと聴いたことがない」という方も多いようです。なので、実際の心音を下記に用意しました。

下記は私の心音です。心臓の動きがよく見えるように上半身が裸ですが、それに抵抗がなければ、ヘッドフォン/イヤフォンをして音量大きめで聴いてみてください。41秒あたりに不整脈も入っています。

いかがでしたか? ASMRや音フェチ動画がお好きな方なら、心音もいいな、と思っていただけるかも知れません。

そして心臓とは面白いもので、シチュエーションによってその音や拍動の速度が変わってきます。例えば呼吸方法、胸部の圧迫、頸動脈の圧迫、体勢、ストレス、気温など……。このあたりが好みとして細分化していくんです。下記は胸部圧迫時の心音ですね。

 

 

心臓フェチの好みの分布

では次に心臓フェチの好みの分布について、私が知る範囲でまとめたものを紹介します(二枚に分割)。

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好みの心臓やシチュエーションといったものは、それぞれ男女で分布に差があると感じているため、別個に記載しています。簡単にまとめると、下記のような特徴があります(もちろん、例外は多数あります)。

男性の心臓フェチの方は、女性の心臓フェチの方と比べて……
・女性の心臓が好きな場合が多い
・手術映像などの生心臓を好む方が多い
・聴きたい派の方が多い
・心臓に対して性的興奮を覚える方が多い
・不健康な心臓を好む方が多い

女性の心臓フェチの方は、男性の心臓フェチの方と比べて……
・性別を問わず心臓が好きな場合が多い
・手術映像などの生心臓が苦手な方が多い
・聴かれたい派の方が多い
・心臓に対して安心感を覚える方が多い
・不健康な心臓が苦手な方が少し多い

こうして見ると、男性はやや「能動的」で女性はやや「受動的」の方が多いような気がします。これは生物としての本能が関係しているのでしょうか。
一方で、「病弱フェチ」といった「か弱さ」を愛でるフェチの人口は女性に多いのもあり、このあたりの理由について一概に結論を出すことは難しそうです。

 

心臓フェチのコミュニティ

次は心臓フェチのコミュニティについて。
私が知る範囲でまとめたものです。多分他にもたくさんある。

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他のフェチ界隈の話を聞く限り、マイナーフェチの中でここまでしっかりしたコミュニティが形成されているのは珍しいように思います。これは、心音・心臓というコンテンツの供給の少なさから来ている気がします。心音を聴いたり、聴いてもらったりするためには「相手」が必要ですからね。

ただ、画像に記載している通り、フェチ界隈には一定数「性別を詐称している方」や、「ストーカー・迷惑行為を行う方」が存在します。女性の方は特に気をつけていただいた方が良いかと思います。

なお私の心臓は割と海外の、それも男性に人気です。Skypeなんか結構な頻度で声をかけられるのですが、性別詐称の方や「フェチ動画をくれ/交換しようぜ」などといった節操のない要求をしてくる方が多くてやや嫌になってきています……。コミュニティなのですから、できるだけお互い気持ちよく利用できると良いですね。

念の為記載しますが、フェチコンテンツ提供の強要や、無断転載、違法アップロードはご法度です。こうした行為はクリエイターの制作意欲を削ぎ、コンテンツの供給量低下を招くため、結果的に自身の首を締めることになります。
fetiquetteでコンテンツの購入にあたって電話番号認証などの身分証明をお願いしているのは、こうした違法行為を防止するためです。

一方、購入者がコンテンツに対し、製作にかかった費用や時間に見合った対価を支払うことで、クリエイターは利益と実感を得て、よりクオリティの高いフェチコンテンツを提供しよう、という良い循環を生むことができます。なので、コンテンツクリエイターさんも「販売する」ということをポジティブに捉え、積極的に取り組むことを検討してもらえたらと思っています。

なお、fetiquetteでは各フェチのコミュニティ機能もサポートしているので、これらの問題を解決したコミュニティをこれから少しずつ提供していけたらいいなと考えています(まだ開発中のところも多いため、改善していきます……)。

 

心臓フェチに目覚めたきっかけ

 

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フェチのきっかけは、明確に覚えていない方が多いです。私自身は物心ついたときから好きなのですが、その根底には胸部の心臓の動きが見えやすい体質が影響している気がします。

上の方の動画を見てもらえば分かりますが、私は心臓の動きが一般よりかなり目で見て分かる体質です。子供の頃はそれがコンプレックスで、プールなどで動いている心臓を見られやしないかと常に怖がっていたくらいです。ですが、この「心臓の動きがよく見える」というのは心臓フェチ界隈では非常に評判が良く、ありがたいことに好む方が多いのです。それもあり、現在「心臓の動きがよく分かる」ことはコンプレックスではなく、私のアイデンティティの一つになっています。

基本的には痩せていて筋肉がない方が心臓の動きが良く見えるので、私はこの体系を維持しようと思っています。だから普段からそれほどご飯は食べず、ヨーグルトだけで過ごすような日もザラにあります。運動をすると筋肉がつくし、心肺機能が強化されて心拍数が落ちる(心拍数は早い方が基本的に人気)なため、運動も必要最低限や趣味の範囲意外では極力しないように心がけています。現在の身長、体重は180cm / 56kg。これだといい感じです。ただ、心臓系の治験が受けてみたいのだけれど、低体重で受けられないというのが悲しみです……。あと、女性には筋肉フェチの方が多いので、細すぎて引かれたり……(`;ω;´) だから、骨フェチやガリガリフェチみたいな方とお話できるととても嬉しくなります。

……フェチの目覚めの話でしたね。
胎児はみんな母親の心音を聴いていると言われています。これが心臓フェチの発現に影響している……という気がしないでもないですね。

 

心臓フェチの悩み

さてさて、そんな心臓フェチの悩みは下記の通り。

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個人的には、「理想の心臓に出会えない」というのがツライところです。
一生のうち、どれだけの方の心音を聴けるのか。その中で、理想の心臓を見つけられる可能性はどれだけあるのか……。それを考えると鬱になりそうです。下手をすると、人生で一度も性的な満足を得られない可能性がある、と表現すれば分かっていただけるかも知れません。こうした悩みを抱えている方は多いように思います。この背景もあり、私は積極的に「私は心臓フェチです」とカミングアウトするようになりました。でないと、理想の心臓に出会える可能性はずっと低いままですから。

さて、図には書いていませんが、私個人としては「私は人間という種族、生物としておかしいのではないか?」という念をずっと抱えて生きています。心臓という臓器に対して性的興奮を抱く、というのは生殖を行うという生物の観点で見た場合、エラーが起きているのではないか……という懸念です。

これらの悩みを、どれだけの方が理解してくださるのか、私にはわかりません。
しかし私はこれと一生付き合って生きていくことになりそうです。
だって、心臓フェチなんだもの。

あ、アメリカでは心音パーティがあると記載しました。実のところ情報不足なので、詳細をご存じの方はぜひお知らせ下さい。そしてこうしたイベントは、私のサービス fetiquette でも実施していけたらと思っています。誰かの心音をリアルタイムでスピーカーから大音量で部屋中に流し、心電図をみんなで鑑賞し、飲んだり運動したりして不整脈を出そうとしてワイワイ盛り上がる……会場にはみんなが持ち寄った聴診器や心臓エコーの機械などで溢れかえっている……私にとってはそれが夢なんです。fetiquetteではイベント参加にあたって、本人確認処理を必要としているので、そうした部分でイベントの安全性やユーザの匿名性を確保しつつ、色んなイベントができたら……と考えています。

 

心臓フェチ用語

ここで、心臓フェチの方なら覚えておいた方がいい用語について簡単に補足しておきます。

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心臓フェチは、心臓に関わることなので、当然エスカレートすると危険な行為もありえます(でもそれは、どんなフェチでも同じだと思いますが)。特に心臓の圧迫や針を刺すといった物理的な刺激や、カフェイン剤といったお薬による刺激はリスクも大きいので、そのリスクについて熟知した上で楽しむようにして下さいね。

 

心臓フェチ関連のクリエイター


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心臓フェチ界隈にもクリエイターさんはたくさんいらっしゃいます。私やCHOCOさん(※鍵アカ)のように心音動画を個人で撮ってアップロードする方、ムッシュさんのようにサークル・作品として動画を撮影/販売する方(作品に興味がある方は、ぜひリンク先をのぞいてみて下さい)。

医学的知識を元に様々なアドバイスを提供したり、心音やCDと合わせて理想の心臓フェチシチュエーションを再現したりする工作人さん(※鍵アカ)、素敵な心臓イラストを描かれるレイジさんなど。

 

他にも、オススメとして紹介したい/して欲しい方はお気軽にコメントくださいね。なお、fetiquetteでも公式としてフェチ作品の撮影・代理販売、機材の貸し出しなども請け負っているため、ご興味がある方はお問い合わせやDM、コメントなどでお声がけ下さい。

なお、心臓フェチ小説については私も書いているので、ご興味がある方は私のアカウントを見ていただけたらと思います。

 

心臓フェチオススメ作品

最後は、おすすめ作品の紹介です。

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ただ正直、おすすめ作品については多すぎて絞り込め切れません。
皆さんのイチオシの作品について、コメントなどでお知らせいただけたらとても嬉しいです!

とりあえず漫画は道満晴明メランコリアや、あなたの鼓動を見させて、あたりを読んでみると良いと思います。個人的には窓口基さんの世紀末肉屋も好き。

映画関係はYoutubeに上がっていたりするので、いくつかリンクを貼っておきますね。X-rayスコープ、本当欲しいわぁ……。

 

さて、今回の心臓フェチ解説はこのあたりにしておこうと思います。
次回はまた別のフェチについて、語っていきますね。

記事を楽しんでいただけた場合はシェアやスター、ブックマークをいただけたら幸いです。執筆の励みになります!
それでは、また次回の記事でお会いしましょう。

"フェチ"は、病気や怪我でさえ価値になる世界的なマーケットプレイスを生み出す

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こんにちは、心臓フェチのHimmeliです。

私は、人種・性別・国籍に関係なく、誰もが理想のフェチコンテンツを購入/販売できる社会の実現を目指して、フェチのオンラインマーケットサービス「fetiquette」の開発を行っています。

もっと具体的に言うと、
・「心臓病の人が、自身の心音を心臓フェチに販売して治療費を得られる」
・「身体障がいを持つ方が、自身の写真集を欠損フェチに販売して義手の製作費用を稼げる」
といったように、フェチを通じてユーザーの個性に価値を付与して提供・社会的貢献ができるようなサービスを開発しています。

 fetiquetteに投稿いただいている作品のサンプルや、サービスの概要紹介については、公式Youtubeチャンネルもありますので良かったらチェックしてみて下さい。

www.youtube.com

本記事では、そもそもフェチとは何だろうという所からはじまり、fetiquetteを開発するに至った経緯や、私自身のフェチについての思いなどを記載します。

フェチの多様性こそが人類独自の文化を生む

皆さんは何かフェチをお持ちでしょうか?

私は仕事上、よく「フェチって何ですかね」と聞かれます。

まずは正式な定義から参照してみよう……ということで「実用日本語表現辞典」でフェチの項目を引いてみると、以下のような記載となっています。

異性の身体的あるいは装飾的なパーツ(部分)や要素に対して特に性的魅力を感じる傾向・嗜好・趣味・性癖といっ た意味で用いられる語。

この説明を見ると、性的嗜好としての記載がなされていますね。異性に限定するところとか特に…。実際、日本語で「フェチ」と検索すると女性の内容ばかりがヒットします。

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でも、この辞書をもう少し読み込んでみると、下記のようにも記載されています。

フェチはもともと「フェティシズム」(fetishism)を略した語である。フェティシズムは、そもそもは「モノに神聖や呪力を見出して崇める」という信仰・崇拝の在り方を意味する。「呪物崇拝」「物神崇拝」とも訳される。

次にフェチの語源であるポルトガル語の「フェティソ」で検索してみると、今度は呪術的な内容のみがヒットします。

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つまり、フェチは以下の2つの側面を併せ持つことになります。

・人間の身体や衣装、それに付随する状況といった要素に関する嗜好

・モノや存在そのものに対し、尊敬や憧れの念を抱く感覚そのもの

私が考えるフェチというものはまさにこの両方から成っていて、もっと簡潔にすると、「あぁ……尊い……す、好きぃっ……」ってなる感じだと思っています。

単語で表現するなら、「愛」とか「拘り」、「憧憬」、「興奮」、「大切」、「人生」、「アイデンティティ」……それがフェチかな、と思っています。その人に本来備わっている「生まれついての好み」とかも近いのかも。

そう考えると、世の中は割とフェチで出来ていることがなんとなく見えてきます。

・文学や芸術の多くはフェチから生まれている(例:Lolita, 会田誠の作品など)

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ロリータ、我が命の光、我が腰の炎。我が罪、我が魂。ロ・リー・タ。舌の先が口蓋を三歩下がって、三歩目にそっと歯を叩く。ロ。リー。タ。
――ウラジーミル・ナボコフ『ロリータ』 ※注釈:「ロリコン」の語源です。

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会田 誠は、日本の現代美術家である。「取扱注意の作家」とも呼ばれ、美少女、エログロ、ロリコン、戦争、暴力、酒の賛美など、社会通念や道徳心に対するアンチテーゼを含む、センセーショナルな作品で知られる。
――Wikipedia

・中国の纏足(てんそく)文化や首長族の首輪文化なども「フェチ」が発祥

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纏足文化ができた原因は、小さい足の女性の方が美しいと考えられたからである。小さく美しく装飾を施された靴を纏足の女性に履かせ、その美しさや歩き方などの仕草を楽しんだようである。
纏足は男性の性欲を駆り立てるものであり、女性は夫や恋人以外の男性には纏足を決して見せることはなかった。男性は纏足女性の足の指の間にアーモンドをはさんで食べたり、足の指の間にはさんだ器の酒を飲んだりした。このようなことから、蒙昧な時代には纏足を施していない女性には嫁の貰い手がなかったという。
――Wikipedia

つまるところ、フェチの多様性こそが人類独自の文化を創出してきた、ということになります。そして実際に、ありとあらゆる人やモノ、要素に対してのフェチが存在します。以下は、私がこれまでフェチフェスやデパートメントHなどで行ってきたフェチアンケートの結果です。

 「筋肉フェチ」や「血管フェチ」などの一般的に知られているものはもちろん、「欠損フェチ」「人肉フェチ」「死体フェチ」「病弱フェチ」なども多いことを分かっていただけるかと思います。また、私の個人的な知り合いには、「毛穴・角栓フェチ」や「にきびフェチ」がとても多いです。これまで話を聞いてきた方の中には、「指の骨を折られるのが好き」なんて骨フェチの方もいらっしゃいました。

これを鑑みて見れば、フェチは「病気や怪我、コンプレックスでさえ幸せの要素に変えてしまう」という特筆すべき特徴を持っていることになります。

心臓フェチの私にとっては、不整脈がとても価値のある心音です。そして実際、世の心臓フェチの半数以上は、「不整脈が特に好き!」という方のようで、私のサービスでは下記のように不整脈を含む心音が実際によく売買されています。
※ 作品の違法転載を防止するために、購入にあたっては本人確認処理が必要です。

売れ筋という意味では、「お腹の音」も非常に人気です。
お腹の音フェチにも、「空腹音がいいよ派」と「消化音がいいよ派」があるなど奥が深いのですが、それは今後の記事で紹介していけたら……)

ここまで、あえて濃いフェチを紹介してきましたが「タオルの質感が好き」「廃墟の雰囲気が好き」といったものも、立派なフェチだと私は思っています。今はASMRなどの音フェチ動画も脚光を浴びていますね。

あなたのその「尊い……」も、きっとフェチです。

 

私が解決したいこと

さて、ここまで読んで、「え……死体フェチ……? 怖い……」とか、「心臓フェチ……? 仲良くなったら心臓抜かれたりしそう……」とか、「欠損フェチって……不謹慎じゃない……?」などといった感想を持たれた方もいらっしゃると思います(心臓抜かれそう、は実際よく言われます……)。

また、世の中一般的にはフェチというと、「変態的なこと」といったニュアンスで捉えられることも多いため、「結局はエロいことなんでしょ?」と思われている方もいらっしゃるかと思います。

私としては、そうした感情を否定する気はありません。各フェチの中には、個人レベルでは法を犯してしまうような人もいらっしゃるかも知れませんし(それはいわゆる「普通の人」だって同じです)、そのフェチがエロに関連することもままあるでしょう(私にとって、心音はとてもえっちなものです)。

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ただ、前述した通り、フェチは「愛」「憧憬」「大切」「アイデンティティ」、「生まれついての好み」……そういったものであり、生きる理由の一つでもあるのです。なので、正面からフェチを否定されると、本気でへこみます。私以外にも、例えば、車に恋をした「車フェチ」の女性が、周囲から変な目で見られることに苦悩していた実例もあります(探偵!ナイトスクープ「クルマに恋した女」)。

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時と場合、状況にも依りますが、好きなものを好きだと言う権利は誰にだってあるはず……個人的にそう感じています。

なので、社会一般「フェチそのもの」に対する負の方面の偏見などを、少しでも減らせたらいいな、と私は考えています。また、そうしたマイノリティの皆さんが安全にフェチ活動を行いつつ、同士を見つけるのを支援していけたらいいな、とも考えています。

まとめると、私がfetiquetteというWebサービスを立ち上げたのは以下の理由からです。

・誰もが理想のフェチコンテンツを安全に購入/販売できる場を作りたい
・フェチを通じた社会貢献ができるようにしたい
・他人の目を気にすることなく自分の生きがいを満たせるようにしたい
・安全にフェチ活動を行い、同じ嗜好の仲間と出会えるようにしたい
・フェチ作品の転売、転載などの違法活動をなくしたい

前述したように、フェチは美点だけではなく、病気や怪我、コンプレックスでさえ価値のあるものに変換してしまう他に類を見ない分野です。上記目標の実現のために今後もサービスを運営していきますので、もしよければ本記事のシェアなどで応援していただければ幸いです。

なお、fetiquetteではフェチイベントの開催支援や、フェチ作品撮影のための機材の無料貸出なども行っています。fetiquetteでは参加者の身分確認を行うので、安全なイベント開催を実現できますし、4KカメラやAMSR収録用の立体音響マイクを使っての撮影のお手伝いも可能です。こうした内容にご興味おありでしたら、お問い合わせや機材貸出ページをご参照ください。

 さて、次回以降の記事では、各種フェチについて私が見聞きしたことをまとめていけたらと思っています。もし心臓フェチについて興味がある方は、私のTwitterアカウントものぞいてみて下さいね。

 記事を楽しんでいただけた場合はシェアいただけたら幸いです。執筆の励みになります!
それでは、また次回の記事でお会いしましょう。

 

 

フェチのマッチング、および、フェチのコンテンツ販売サービス「fetiquette」のご紹介

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fetiquetteの概要チラシ

 

こんにちは!

今回の記事では、昨年12月末にリリースしたばかりのサービス「fetiquette」について紹介させていただきますね。

 

概要

「fetiquette」は様々なフェチを持つ人が集まり、フェチについて語ったり、フェチコンテンツの売買を行ったりすることの支援を目的としたサービスです。
サービスURL: https://fetiquette.io/welcome 

 

エンタメ特化型メディア「SPICE」では、以下のように記事を書いていただいています。

昨年12月に誕生したフェチマッチング・コンテンツ販売サービス「fetiquette」は、心臓フェチのHimmeliによって開発された。心臓フェチのようなマイナージャンルの需要と供給をマッチングさせ、中間搾取のない直接取引が成立する場を目指す。将来はイベントやカフェなどの開催も考えているという。

 

他のサービスをお借りして一言で表現すると、「フェチのメルカリ」「フェチのランサーズ」「フェチのココナラ」「フェチのmixi」といったものが近いかと思われます。でも、本当のところは上記のいずれとも違う、ありそうでなかったサービスです。

 

フェチ=エロと捉えられがちですが、fetiquetteはそうではありません。

以下は、サービスの案内文です。

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キャッチコピーは「あなたにとってのコンプレックスが、誰かにとっての価値になる」。

fetiquetteは、多くの方のフェチ活動を応援し、またフェチに悩む人の支援の場になることを目指しています。私は心臓フェチなので、例えば「不整脈を持っている方が自身の心音を販売し、その利益を不整脈の治療に充てられる」といった環境を構築できることを目標にしております。

 

サービスの概要は、フェチフェスのブースにてサービス展示をしていた際に配布したこのチラシにも記載しています。

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フェチフェスにて配布したチラシ

 

サービスでできること

現時点でサービスでできることは以下の通りです。

 

【フェチマッチング(リクエストマッチング)】

  • フェチコンテンツの提供者と購入者をつなげる機能です。
  • あなただけの「こんなフェチコンテンツが欲しい」という要望を登録して、そのコンテンツを提供してくれる方を募ることができます。
  • あなたが自分の特徴を他者に販売して利益を得るための機能でもあります。

 

【フェチコンテンツ売買】

  • 動画、音楽、イラスト、書籍、写真集、同人誌、フィギュアなど、フェチに関するあらゆるメディアやグッズを売買する機能です。
  • 既存のコンテンツをサービスに投稿して販売することができます。

 

【フェチコミュニティ形成】

  • 同じ嗜好の方と交流するための機能です。
  • 招待を受けることで、該当のフェチコミュニティに参加することができます。
  • 既存のコミュニティがない場合には、コミュニティを新規作成することができます。
  • コミュニティ内では、チャット、ファイル共有などを行うことができます。

 

【コンテンツ保護】

  • 被写体となっている方やコンテンツ作成者の安全と報酬の両方を保護する機能です。
  • あなたが販売・購入したフェチコンテンツが、ポルノサイトを含む違法サイトへ転載される可能性を最小限にとどめます。
  • メールアドレス、電話番号、本人確認書類といった認証を経ないとサービスを利用できない・購入できない仕組みにより、問題が発生した場合の責任の所在を明確化することができます。

 

 

以下の機能は、今後のアップデートで追加していきたいと考えている機能です。

  

【フェチイベント開催支援】

  • fetiquetteが提供するレンタルスペースにおいて、あなたの企画したイベントを開催する機能です。
  • 本サービス上で広告を行い、参加者を募り、参加費を集金することができます。
  • イベントでは、fetiquetteが保有する機材をレンタルすることができます。
  • 「同じコミュニティに所属している人のみ参加可能」、「評価が一定以上の人のみ参加可能」、「本人確認を実施した人のみ参加可能」などを指定することで、より安全なイベント環境を用意することができます。

 

機能とは少し違いますが、スマホ対応もなるべく早く実施していきたいと思っておりますので、スマホユーザーの皆様には今しばらくお待ちいただければ幸いです。

 

目指す姿

 

私は、

「心臓病の人が、自分の心音を心臓フェチに販売して治療費を得られる」
「身体障がいを持つ方が、自身の写真集を欠損フェチに販売して義手の費用を稼げる」
そのような、フェチを通じてマイナスポイントをプラスに変えて、社会的貢献ができるようなサービスを提供することを目標に活動しています。
 

  • フェチを通じて自分の嫌いなところを他人に認めてもらえ、そして利益を得られる環境を構築する
  • 国籍・人種、性別問わず、良いところを褒めてもらえ、そして利益を得られる環境を構築する
  • フェチに対する抑圧や社会の偏見を低減する
  • フェチコンテンツ提供者が安全に、かつ、適切な報酬を得られる環境を構築する
  • 同じフェチを持った人同士での交流を活性化する

 

上記のように、最終的にはいろんなフェチのジャンルで、中間搾取のない、かつ、安全なフェチの経済圏を構築したいと思っております。

 

一つでも共感することがある方には、ぜひご利用いただければ幸いです。

 

現在は、障害者の自立支援をされているNPO法人「自立支援センターむく」様との共同作品の制作も検討しております。その他、皆様とのコラボレーションや協業を常に募集しておりますので、何かあればこちらのメールアドレスまでお気軽に以下までご連絡ください。

contact@fetiquette.io

 

それでは、fetiquetteをどうぞ宜しくお願いいたします。

https://fetiquette.io/welcome

【フェチの起源と文学】おむつアイドルフェチ(季刊性癖) - 心臓フェチ(fetish coin)対談【フェチのあるべき姿とは?】

 
 
 
 

はじめに

こんにちは、fetiquette代表のHimmeli(ヒンメリ)です。
 
前回の記事では、日本最大級のフェチイベントであるフェチフェスの様子を簡単にお伝えいたしました。
 
その際にご縁がありまして、この度「季刊性癖」の水の人美さんと対談をさせていただけることになりました。本記事ではその対談内容を紹介したいと思います!
 

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【季刊性癖】
性癖の「性」は「性質」の性――エロというジャンルにこだわらず、広い意味での「性癖」を多数の方から聴取している。デザフェス、フェチフェスなどで「性癖」ペーパーを配布するなどの活動を行う。
 
【水の人美】
パンケーキ屋めぐりが趣味のOL、そしておむつアイドルフェチ。
AbemaTVに出演済み。詳細は対談にて!
 
【関連リンク】

 

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【fetiquette】
美点のみならず、欠点すらをも魅力に変えてしまう力を持つ「フェチ」の素晴らしさを伝えるための活動を行う。
 
【Himmeli】
心臓が好き……そのことに悩み続け、フェチに悩む方を応援するプロジェクトを立ち上げるに到ったエンジニア。AbemaTV, AgaruTVなど出演済み。こちらも詳細は対談にて!
 
【関連リンク】
fetiquette公式サイト: 

fetiquette.io

 

対談は2回を予定しておりまして、今回は私(Himmeli)がインタビュアーとして、以下のテーマについて話をする形式となっています。
  • 「お互い、なぜフェチに関する活動を行っているのか」
  • 「皆さんのフェチを応援するためには、どんなサービスが必要か」
  • 「フェチはオープンであるべきか、個人でひっそり嗜むべきか」
次回は水の人美さんの方から私にインタビューしていただく形になります。
 
今回、文章量は多いですが、フェチの起源やそれにまつわる文学のお話、フェチ界隈における課題やそれを解決するためのフェチコインの今後の活動にも触れておりますので、「フェチ」というものに対して興味をお持ちの方は読んでいただければ幸いです。
 
 

あいさつ

 Himmeli(以下、H):人美さん、お久しぶりです! 4月末のフェチフェス以来ですね。あ、AbemaTV見ましたよ、めっちゃテンション上がってましたね!(笑)

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イケメンインタビュアー:山ノ内ジャンさんのおむつ姿にテンション爆上がりの人美さん。
(放送の様子はこちらにまとめられています)
 
水の人美(以下、水):お久しぶりです! 私もヒンメリさんの出演番組やフェチフェスの過去記事を拝見しましたよ! ヒンメリさんの考え方は、私ととても似ているなと感じました。ヒンメリさん御自身の性癖も面白いし、この世界に知見があるので、この対談を楽しみにしていました。

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AbemaTV出演の様子

 

H:そう言っていただけて嬉しいです、本日はどうぞ宜しくお願いいたします!
水:はい、よろしくお願いいたします。ところで今回の会場ですが、とてもオシャレですね。

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銀座のバー:十誡(ZIKKAI)。店長の趣味をすべて詰め込んだ空間だそうです。

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星の王子さま」をイメージしたカクテル:サン=テグジュペリ。メロンの味が濃厚です。

 

フェチと文学 - いろんなフェチの由来

H:オシャレだし、珍しい本が沢山あって面白いですよね……何か気になる本はありましたか?
水:エドワード・ゴーリーの本がありましたね。ゴーリーの本は全部持ってます。

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エドワード・ゴーリーは、アメリカの絵本作家。絵本という体裁でありながら、道徳や倫理観を冷徹に押しやったナンセンスな、あるいは残酷で不条理に満ちた世界観と、徹底して韻を踏んだ言語表現で醸し出される深い寓意性、そしてごく細い線で執拗に描かれたモノクロームの質感のイラストにおける高い芸術性が、「大人のための絵本」として世界各国で熱心な称賛と支持を受けている。

 

H:あ……あの子どもたちが悲惨な目に遭っちゃう絵本なら知っています。あの手の本をお持ちとは……もう趣味が合いそうな気がしてきました(笑)
水:ヒンメリさんは江戸川乱歩がお好きなんですよね、人間椅子はタイトルくらいなら聞いたことがあります。
H:おお、人間椅子をご存知ですか! あれもかなり業の深い小説ですよね……「椅子の中に入ってしまえば、手が届かないような美人にも座ってもらえる……嬉しい!」って考える男の話……。そうそう、フェチを語る上では「ロリータ」も外せないですよね。ロリコンの語源になった本です。
水:あ、ロリータって本のタイトルだったんですね。
H:そうです、本のタイトルで、そもそもは小説内のロリータって女の子の名前から来ています。その小説の冒頭の書き出しが、なんとも美しいんです。

 

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ロリータ、我が命の光、我が腰の炎。我が罪、我が魂。ロ・リー・タ。舌の先が口蓋を三歩下がって、三歩めにそっと歯を叩く。ロ。リー。タ。 

 

H:――って、こんな感じで。ショタコンの由来はご存知ですか?
水:いえ、知らないですね。
H:あれは「鉄人28号」のショウタから来ているみたいですね。
水:正太郎ですか? あ、だから正太郎コンプレックスでショタコンなんですね! フェチに関連するかどうかはわかりませんが、私、丸尾末広さんが好きですね。少女椿とかの。あとは漫画ですが、家畜人ヤプーとか。
H:丸尾さん……(検索中)……名前だけは聞いたことがありますね。少女椿は読んだことあるかな……? 家畜人ヤプー……あれはもう発想が……天才のそれですよね!(笑)
水:発想が変態だな、と思いますね(笑) 人……というかヤプーを、生きたままトイレや椅子みたいな生活用品として使っちゃうのとか、ちっちゃい妖精みたいな生き物をドーム状の容器の中で戦わせて楽しむ遊びだとか……そういう世界を考えるのもすごい。

 

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丸尾 末広(まるお すえひろ)は、日本の漫画家、イラストレーター。代表作に『少女椿』など。高畠華宵などに影響を受けたレトロなタッチと、(主に性的に)過激・グロテスクな描写、夢野久作江戸川乱歩などの影響が色濃い幻想的・怪奇的な作風、図像・文章における夥しい引用やパロディを特徴としている。

家畜人ヤプー』(かちくじんヤプー)は、1956年から『奇譚クラブ』に連載され、その後断続的に多誌に発表された沼正三の長編SF・SM小説。未来帝国EHS(イース:大英宇宙帝国)は、白色人種の「人間」と、隷属する黒色人種の半人間「黒奴」と、旧日本人の家畜「ヤプー」の3色の厳然たる差別の帝国である。ヤプーに対しては、EHSの支配機構は抵抗するものを屈服させるのではなく、あらかじめ白人を神として崇拝させ「奉仕する喜び」を教えこみ、喜びのうちに服従させるしくみである。

 

H:ヤプーが「家具として使用されることに喜びを感じる」ところなんかは、「人間椅子」に近いところがありますね。そういう方面の芸術家だと、会田誠もなかなかすごいですよ、ご存知ですか?
水:会田誠……(検索中)……あ、この人ですか? 個展とかやっていましたね!

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会田 誠(あいだ まこと)は、日本の現代美術家である。「取扱注意の作家」とも呼ばれ、美少女、エログロ、ロリコン、戦争、暴力、酒の賛美など、社会通念や道徳心に対するアンチテーゼを含む、センセーショナルな作品で知られる。

 H:そうです。「食用少女」シリーズなど、批判の多い作品も描いている方ですが、こういった表現ができるのは天才だからなんじゃないかなと思います。

 

好きなものを「好き」と言えないのはおかしい

H:かなり話し込んでしまいました(笑) 本題に入っていきましょうか。自己紹介をお願いいたします。
水:はい(笑) 改めまして、水の人美です。2011年から季刊性癖の活動をしています。
H:あ、かなり前から活動されているんですね。なぜ季刊性癖をやろうと思ったんですか?
水:おむつアイドルをプロデュースしたかったんですよ。おむつアイドルに関するコラムを書いて、デザフェスで配っていました。ただ、コラムを配るだけだとアートとして形にならないので、性癖を集めるという活動も行うことにしたんです。
H:なるほど、性癖を集めるというのは面白い観点ですよね。そもそもですが、人美さんは何フェチなんでしょうか?
水:おむつを履いている女の子ですね。男の子でもいいんですが、男の子の場合は若い人のみですね。
H:ああそうか、理解しました。だからおむつアイドルを自分でプロデュースしたいんですね。
水:そうですね、誰もやっていないから、自分で作り出したかった。実際にこれまでに一人、撮影してサイトも作ってプロデュースしましたね。

 

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(おむつアイドル公式サイトはこちら

 

H:反響はどうでしたか?
水:当時は誰も反応してくれなかったですが、この7年で、おむつがアングラ界隈で流行ってきている感じがします。フェチフェスでおむつの写真集を売っている子もいて、最近はフェチに対する理解は広がってきているのかも、って。
H:なるほど。私もそのプロデュースしたいという境遇としてはよくわかります。フェチコインの活動も似たようなきっかけです。
水:ヒンメリさんの活動のきっかけは何だったんですか?
H:私は心臓フェチで……その、心臓が好きすぎるのですが、基本的に心臓は触れないし聴けないし感じられないし……というのでこじらせ過ぎて頭がおかしくなりそうだったんですね(笑) その解決策としては、医者になるか、猟師になってシカとかの心臓を触るか、自分で心音アイドルみたいなのをプロデュースするか、くらいしかない。とにかくすごく悩んだんです。ただ、そこで気がついたんですね、「同じように悩んでいる人は絶対いるはずだ」って。だから、行動に移してみた。それがフェチコインなんです。
水:なるほど。そもそもなんですが、ヒンメリさんは心臓の鼓動が好きな方だと思っていたんですが、臓器としての心臓そのものも好きなんですか?
H:好きです、全部好きですね。漢字すら好きです。心臓に関する動き、音、すべてに対して……言ってしまえば、性的な魅力を感じます。
水:AbemaTVで仰っていましたね。焼肉屋とかにいくとハツ(心臓)があるじゃないですか、ああいうのも好きなんですか?
H:好きですね。心臓を食べているというすごい背徳感が感じられて……不思議な気持ちになります。
水:それが高じて医者になろう、フェチコインの活動をしよう、って考えるのはすごいですね。
H:そうですか? あー、言われてみれば……仕事もやめなきゃいけない、生活スタイルも変えなきゃいけない、という点ではそうかも知れません。でも、心臓フェチに生まれて、心臓に触らずに死ぬっていうのはありえないと思っているので……。
水:めちゃくちゃ硬派ですね。話を聞いていると、ヒンメリさんは自分の好きなものに対して真面目だと思います。
H:そういってもらえると嬉しいです。性格的に違法なことはできない性分なので、どれだけ辛くても、正当な道を歩んで夢を実現できたらいいなと思っています。
水:心臓フェチのことって周りの人には言っているんですか?
H:いえ、あまり言っていません。やはり、心臓フェチだって告白するのが恥ずかしいんです。なんで恥ずかしいのかっていうと、それはわからないんですが……。人美さんはフェチの告白は恥ずかしくないんですか?
水:親しい友だちには言っていますが……会社とかでは言いませんね。知られたら会社をやめると思います。
H:やはりなぜか恥ずかしいという気持ちがあるんですよね。自分の「好き」なのに、それを好きと言えないというのは、どうにもおかしいように思います。そのあたりについても、後ほど掘り下げていきましょう。
 

フェチの種類 - 性的フェチと、憧憬フェチ

H:個人的に、フェチの中には「性的なもの」と、「憧憬(あこがれ)に近いもの」とがあると思っているのですが、人美さんのおむつアイドルフェチは、どちらですか?
水:憧憬の方ですね。女の子がおむつを履いたら、どのポーズが一番映えるのか、とかを考えるのが好きなんです。
H:なるほど。私の心臓フェチは、性的と憧憬の両方です。人美さんのフェチにおいて、最も重要な要素はなんですか? モデルの顔、体型、おむつの種類……いろいろあると思いますが。
水:顔や体型、被写体そのものはフェチとは関係ないですね。おむつを履いたお尻の「たゆん」としている様子が、スカートの間から見えたりするのがめっちゃ可愛いんです。「女の子がこういうシチュエーションでいる」というのが、すごい良いんです。だから撮影会でも顔は撮らないんです。顔を撮っちゃうと、モデルの顔をベースに評論されちゃうんですよ。
H:なるほど、わかります。顔があると、フェチとしての側面が消えちゃうんですよね。フェチというアートではなく、モデル自体の評価になっちゃう。
水:そうです、顔は見ている人の好みを想像してもらえればいいかなと思っています。
H:そのフェチにはいつごろ目覚めたんですか?
水:大学生のときに、オードリー若林さんがおむつを履いて、中に限界まで水を入れるというバラエティ番組があったんです。どんどん水をいれていくと、どんどん「たゆん」ってしていくんですね。それが可愛いと思ったんですよね。太ももの部分がぴちぴちで、おむつがたゆんってなっているのがアリのお腹みたいですごい可愛かったんです。これを女の子がやったら間違いなく可愛い!って(笑)
 
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とても楽しそうな若林と春日
H:おおー、なるほど。人美さんにはその様子が「フェチぃ」感じに見えたということなんですね。資本主義のマルクスは「紙幣はただの紙であるが、それがさも重要なように感じる」感覚を指してフェティシズムと表現したそうです。おむつも言ってしまえばただの紙ですが、それに対して何かを感じる感受性が、人美さんにはあったということなのですね。
水:あ、それってAbemaTVで紹介されていた「フェティソ」とも関係あるのですかね。
 
フェティッシュの語源は、15世紀末ポルトガルの商人たちがアフリカ黄金海岸を訪れた際現地人の宗教およびそれに関わるモノを「フェティソ」と呼んだのが始まりである。そのころのポルトガルではフェティソという言葉には「魔術・呪術」を意味する言葉として使われていた。17世紀にはアフリカ原住民の宗教とその関連物を表す国際語となり、次第に「フェティソ」という言葉から「フェティッシュ」に変形していき一般共通語となった。

 

H:関係あると思います。それを精神分析的なフェティシズムとして紹介したのがフロイトなんですが、フロイト的には「若年期において性に関する意識の形成が阻害された結果」がフェチにつながるそうです。
水:あ、確かに! 私もアンケートでいろんな方に「なぜそのフェチに目覚めたんですか」と聞きますが、幼少期の体験がベースになっていることが多いみたいですね。セーラームーンで女の子が溺れているシーンをみて、女の子が苦しむ様子に目覚めた方とか。
H:でも、「そのシーンになぜ反応するのか」は不思議なところですね。
水:その点は分からないですね。私が同じシーンを見ても「あ、苦しんでるんだなあ」としか思わない気がします。そこできゅんって来るというのは不思議ですね。
H:よく言われているのは、男性は視覚的なものに性的興奮を感じやすいそうで。女性は感覚的なものを好む傾向が強いそうですね、音とか匂いとか。
水:それも体感的に分かります。あと、デザフェスにいらっしゃる方は「匂い」であれば性別は問わないといった方が多いですね。フェチフェスにいらっしゃる方は、「おっぱいフェチ」みたいな直接的なものが多いですね。Himmeliさんは心臓はいつから好きなんですか?
H:物心ついたときからなんで、きっかけはないんですよね。もしかしたら私は例外なのかもしれません。さっき言ったみたいに、フェチは幼少期のきっかけから生まれることが多いみたいですからね。……なので、私はおそらく一般的な男性のように、AVとかエロ本といったものには触れずに育ってきた人間です。
水:え、すごい。それは徹底してますね。
H:一方で、人間として欠陥があるんじゃないかという悩みはずっと抱えていますね。生殖という意味では「女体」で興奮すべきであって、種の保存という観点ではエラーが起きている気がします。
水:女性が好きという認識はあっていますか?
H:あ、それはあっていますよ。
水:心臓の音だったら男女関係ないんですか?
H:心臓という観点でいうと、性別は関係ないです。ただし男性の心臓で興奮しちゃうと、自分の中でホモセクシャルという意識が芽生えちゃってちょっと抵抗があるんですよね。
水:動物の心臓はどうなんですか?
H:動物の心臓も自分の中でフィルターをかけて興奮しないようにしていますね。
水:なるほど。ここまでを聞いていると、フェチと倫理観をバランスをとっていると感じますね。TPOをわきまえているというか(笑)
H:それゆえに悩むこともありますけどね(笑)

 

フェチの需要と供給が成り立つことを伝えたい

水:「季刊性癖」で扱う「性」は、性質の性として捉えているので、性的な意味にとらわれなくていいと思っています。おむつアイドルも「性質」の性癖ですね。私はもともと、「好きなものを、誰でも、どこでも、好きって言えればいいのに」と思って活動をはじめました。例えば女の子が「女の子が好き」って言える場所があっていいと思うんですね。いろんな好きの形があるけど、それを表現できる場所が基本的にない。なので、そういうのを匿名で言える場があれば、救われる人もいるんじゃないかなと思います。
H:その考え方には賛同できます。「季刊性癖」のブースは「私はこのフェチなんですよ」と表現できて、そしてそれを皆さんに知ってもらえる素晴らしい場ですね。
水:そうです。好きなものを好きと書き出して展示するので、また違う時間に通りがかって見た人が「あ! これ好きなの私だけじゃなかったんだ!」って感動を共有できる効果もあるんです。あとは例えば「縛りたい」って人が来た後に、「縛られたい」って人が来ることとかがあるんですが、その性癖が並ぶことで、世界は需要と供給で成り立っていると視覚で伝えられるというか。「マイナーな好きなこと」を持ってる人が孤独を感じないようなサポートができたらいいなって。

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来場者の性癖を記載している性癖ボード。緊縛の需要と供給がマッチングしている。
水:でも実際には、季刊性癖の活動をしていると「何かエッチな活動をしているんでしょ?」とセクハラ紛いに言ってくる方がいるんです。性癖という言葉をとらえて、一括りに「性的なものを語る人」と思われるのはいやですね、まあ、男性のそういう一直線の考え方は……こじらせずに来たんだな、ってある意味健康だとは思いますが(笑)
H:その考え方はいいですね(笑) でも、そういうフェチに対する偏見や、フェチにかこつけたセクハラは許せませんね、本気でフェチに関して悩んでいる人もいるので……。フェチコインも、名前だけを見てエロ系の仮想通貨だと誤解される方が多いんです。でも、だからこそ、法律関係、税金関係は他の国産通貨よりもさらにしっかりと対応する、ということを目標にやっています。そしてフェチコインが目指す姿は人美さんと同じなんです。「誰でも、年齢・国籍・性別に関係なく、自身の魅力やコンプレックスを、それを求める人に提供して利益や温かい言葉を得られる」ことを目指しているんです。
水:似ていますね!
H:そうです。フェチコインでは、フェチに関する需要と供給が成り立った経済圏を作り上げて、またその経済の循環を促すサービスを提供していきたいと思っています。現状では、国産の仮想通貨は沢山あるのですが、「循環する」ということを視野に入れた通貨は意外と少ないんです。通貨は、使ってもらって循環していくことが大事ですからね。もちろん、人美さんが仰っているような「好きなものを、誰でも、どこでも、好きって言える」場や、「マイナーな好きなことをサポートする」サービスも提供しますよ。
水:具体的にはどんなサービスになるんですか?
H:Webサービスと、イベント形式のサービスの2種類を検討しています。Webサービスでは、フェチマッチング……つまり、「こういうフェチコンテンツが欲しい」というリクエストと、それを提供できるよ、という人をつないであげて、誰でも適切な利益を安全に上げられるような環境を作りたいんですね。あとは、フェチコインでモデルを雇って、マイナーフェチコンテンツを提供するだとか、コミュニティの形成を促す、といった機能ですね。イベント形式のサービスでは、フェチカフェとか展示会とか、そういったものを想像していただければと思います。

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フェチコインの考える経済圏:循環システム
水:なるほど、今はどういった段階なんですか?
H:Webサービスはモック(デモ)を制作している段階ですね。コインは既に発行しています。ただし、皆さんの現金からコインを買えるようにすること……それが取引所への上場というものなのですが、その準備を現在進めています。それができれば、みなさんがコインを買って、Webサービス上や特定の方へのチップといった形で使えるようになります。また、十分な競争力を確保しつつ、ワールドワイドにサービスを提供していくために、現在世界最先端の電子国家であるエストニアで法人化の作業を行っているところです。

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Webサービスのデモ画像。今現在開発しているところなので、大幅に変更になると思います。たぶん。
(季刊性癖様のグッズの表示許可もいただきました、ありがとうございます!)

 

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追記:現在はWebサービス公式版がリリースされています!

⭐fetiquette公式サイト

https://fetiquette.io/welcome

 

⭐公式Twitter

https://twitter.com/fetiquette_j

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水:あ、エストニア! 私、2回行ったことあります。
H:2回も! すごいですね(笑)
水:すごい好きなんですよ。エストニアって、外国籍の方でも起業できるんですか?
H:あ、そのためにエストニア国民になる申請をしているんですよ。具体的に言うと、政府が発行している電子住民票カードがあれば起業できるようになります。
水:エストニア国民ですか! エストニアはITに強いんですよね。
H:はい。税務面・法務面も含めたスタートアップの支援も充実しているので、IT系の事業をやっていく上で、すごく魅力的なんです。エストニア国としても仮想通貨を発行しようともしているんですよ。電子化をガンガン進めていくその姿勢は本当にすごいと思います。社名も今、考えているところですね。fetish と etiquette(エチケット)をあわせた、fetiquette で考えています。
水:fetiquette、いいですね。フェチコインのサービスが稼働したら、例えば私の出している季刊性癖の閲覧権を〜円相当のフェチコイン、みたいな形で販売することができるんですか?
H:もちろんできます! おむつアイドルビデオや写真集といったのコンテンツも販売できるようにしますよ!
 

フェチ界隈で解決すべき課題

H:現状の仕組みで、フェチコインが解決したいと思っているのは収益モデルやメディアの転載問題ですね。自分で作成・販売をしていないフェチビデオの多数……例えば心音、お腹の音、マスク、歯並び……このあたりの動画は撮影時間に応じた買い取り制であり、販売数に応じた収益がモデルに入っていかないんですね。それに加えて、ビデオはポルノサイトに転載されたりする。だから、モデルの方は収益も少ない上に、顔が写った動画がポルノサイトに載っちゃうんです。
水:最悪。最悪すぎる。
H:本人たちはその事実もご存じないですからね。それはなんとかしないといけないと思っています。だから、フェチコインでは「自分で自分のコンテンツを信頼できる方に販売して適正な利益を得られて」「他メディアへの転載がされない」ような仕組みを構築したいと思っています。

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フェチコインで実施している技術開発例:ハードウェアを作成することによる転載対策。また、購入者の情報をメディアに書き込むことで転載者を特定可能にする技術も開発・導入を検討中。
水:いいですね、それはとてもいいと思います。
H:はい、私はぜひこれを実現して、いろんな方の不整脈の心音を買いたいと思っています(笑)
水:不整脈って病気ですよね?
H:あ、健康な方でも不整脈は1日数回は起きているものなんです。病気で言う不整脈は相当ひどいレベルです……でも、それも聴いてみたいですね。フェチコインの概要を記した、ホワイトペーパー(企画書みたいなもの)に、不整脈という病気を持った人が自分の心音を販売して利益を得られて、その利益を治療費に充てられるし、購入者も満足する……そんな皆幸せになるような環境をフェチコインで実現したいってことを書いています。
水:あー、いいですね。皆幸せになる世界、ぜひ実現してください。
 

印象に残ったフェチの話 - 車に恋した女性

H:ちょっと難しい話題が続いたので、ブレイクしましょうか。印象に残ったフェチについて、紹介していただけたりしますか?
水:印象に残ったフェチ……着衣でローションを浴びてぬるぬるしたいって方はいましたね。着衣ローションは人口が少なくて苦労しているらしいです。あとは……弦楽器を演奏すること=性行為と感じている方とか、くしゃみをかけられたい方とかですかね。皆さん女性です。ヒンメリさんの心臓フェチもかなり私の中では印象深いです。
H:本当ですか! くしゃみをかけられたいのはすごいですね(笑) 私の方も、印象に残ったフェチは女性の方が多いですね。鍼灸フェチで、鍼を打たれるときに感じちゃう女性や、色んなオナラをかいでみたい、かけられたいというオナラフェチ、車……アテンザっていう車種に一目惚れしちゃって、アテンザとデートしたいって仰ってた女性とか。どれも「探偵!ナイトスクープ」で出てきた方ですが……それを真面目に解決してくれるんですよね、ナイトスクープ
水:いい番組だなあ(笑)
H:そうです、素晴らしい番組なんですよ! これらの特殊フェチの方々は、みんなすごく悩んでいるんですね。車フェチの方なんかはアテンザに一目惚れしてから3年間、ずっと一人で悩んでいたんです。街角でアテンザを見かけるだけで赤面してしまうくらい、本気で好きなんですよ。でも、それを誰かに言うと「頭がおかしい」と言われてしまう。ナイトスクープでは、アテンザの開発者を呼んで、アテンザとのデートを実現してあげたんですね。海で水の掛け合いとか、トランクの中に入るとか……本人はすごく救われただろうな、と感動したのを覚えています。フェチコインでも、そういったことを実現してあげたいんです。私もいつか、ナイトスクープに動いている心臓を触りたいって依頼を出すかもしれません(笑)

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探偵!ナイトスクープ」でアテンザに恋した女性の夢を叶える話。

海外のフェチ事情 - 自分の「好き」をちゃんと理解できていないのはもったいない

H:ところで、人美さんは海外のフェチ事情はご存知ですか?
水:ドイツがすごい、とは聞いたことがあります。アメリカとかではストレートなのが主流ですが、ドイツはラバーやボンデージをつけてやるとか、日本ではまあまあ見るけど、海外ではあまり見られないSMっぽい行為が多いみたいです。
H:あー、それはなんとなく分かりますね。中国では雰囲気を楽しむとかよりも、直接的な快感を重視するそうです。風俗店でも日本ではコスプレや飲尿などのオプションはメジャーですが、中国ではあまり見られないそうです。逆に、日本では少ない「複数人数でのプレイ」などがメジャーなオプションになっているようです。
水:人口が多いのに多様性が少ないんですかね、意外です。
H:ですね。だからか、フェチ=エロという観点で捉えてくる方は日本よりも多いですね。フェチに対する言葉の捉え方が違うのかもしれないですね。
水:わかります。季刊性癖のブースにも外国の方は来てくれることはあるのですが、掘り下げるのが難しいですね。「おっぱいフェチ」という方が来て、「どんなおっぱいがいいの?」って聞くと、「おっぱいならなんでもいいんだよ」とストレートにかえしてくる。あんまり好きっていうことに対して、真面目に考えたことがない、といった感じがします。「一般論として、男はおっぱいが好きでしょ」みたいな認識だと思います。

 

 

H:私が実施したアンケートでも、そうした漠然とした「好き」の方は多いですね。折角好きなんだから、「自分はこれが好きなんだ」とちゃんと考えないともったいない気がしますね。
水:そうですね。「おっぱいならなんでもいい」っていうけど、「80歳のおばあちゃんのおっぱいでも本当にいいの?」って思いますね。いじわるな質問ですが(笑)
H:いじわるだ(笑) でも確かに。おばあちゃんのおっぱいは、多分違うんですよね。
水:そうそう。たぶん、ハリがあるとか、サイズがこうなのが好きだとか……そういうのをちゃんと自分の個性だとして分かっていると、面白いと思いますけどね。
H:そうですね、それに気づけるような仕組みをフェチコインでも提供していきたいですね。フェチによってどんな要素が欲しいのか、は人によって違うので、サービスとして提供するのはとても難しいですが……(笑)
水:そうなるとコンサル業みたいな方が必要になっちゃいますよね(笑)
H:ですね。外国の方にフェチを説明するのは大変そうです……あ、中国といえば纏足(てんそく)文化が有名ですよね。これは足が小さいと美しいというフェチが文化になった例かなと思います。そういう意味では潜在的な可能性はあると思いますが。
水:纏足、クレイジージャーニーという番組で見ました。痛々しいとは思いましたが……ただ、その場所ではそれが美しいってことなんですよね。個人的には住んでいる場所や文化によって性癖も変わってくると思うんですけど……
H:そういう文献、ないですよね。
水:ないですね、本当にないです。読みたいんですけどね。
H:そうですね、フェチコインでもそういう学術的な方面も情報を蓄積していきたいですね。フェチの第一人者になれたらいいな(笑)
水:いいですね。フェチはモノによってはものすごくセンセーショナルだと思うので、ちゃんと理解してもらえれば、海外でフェチコインもバズる可能性があると思います。

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纏足:纏足文化ができた原因は、小さい足の女性の方が美しいと考えられたからである。小さく美しく施された靴を纏足の女性に履かせ、その美しさや歩き方などの仕草を楽しんだようである。纏足の女性はうまく歩けないことから、女性支配の手段にもなっていたと考えられる。また、バランスをとるために、内股の筋肉が発達するため、女性の局部の筋肉も発達すると考えられていた。 このようなことから、蒙昧な時代には纏足を施していない女には嫁の貰い手がなかったという。  

 

フェチコインで実現して欲しい未来

H:フェチコインでこういうのを実現して欲しい、というのはありますか? 現在考えているのは、前述した通り、フェチマッチングと、フェチコインでモデルを雇ってコンテンツ配信などですね。
水:イベント用のスペースを使う権利を買えるようにして欲しいですね。先日会った着衣状態のぬるぬるが好きな女性は、着衣の状態で不特定多数の男性にローションをかけられたいそうなんですが、場所がないみたいなんですね。汚れちゃうから。そういうのにも対応できるような場所があって、イベントを企画できればいいなと思います。
H:なるほど。イベント用のスペース使用権を10万FETとかで購入して、ローションをかけたい男性を一人1万FETとかで募集する……そして、フェチコインのスタッフ同席のもとで、そうしたイベントをやっていくわけですね。それは楽しそうです。
水:実現が不可能系のフェチは難しいですよね。そうしたイベントで発散できればいいですね。
H:私なら「皆でシカを狩って心臓を触りに行こう」みたいなイベントをやりたいですね、猟師を連れて!(笑)
水:それはそれでいろんな方が来そうですよね。心臓が好きな人だけじゃなくて、動物が好きな人とか、狩猟がしたい人とか。あと、なんか単眼BARとかもあるみたいですが、そういうBARも企画できたらいいですね。
H:単眼BAR! いいですね。神戸あたりでやっていた欠損BARは私も行ってみたかったです……確かにそうしたイベントを企画できたら楽しそうですね。

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単眼男子BAR、欠損BARの様子。
水:私この間、ツイッターで「女の子に抱きしめて、よしよしてしてくれるサービスがあればいいのに」ってつぶやいたんですよ。そしたら、2人の女の子が声かけて来てくれたんですね。昨日会って実際にやってもらってきました。お金払って(笑)
H:お金払ってですか!
水:そうです、私から払いますって言いました(笑) その時、精神的に辛くて……とにかく癒やされたかったんですね。レズ風俗も調べたんですよ。でも、高かったんです。だからツイッターで声かけてくれた子にやってもらいました。ほっぺにチューとかもしてくれて、「こんなサービス……いいんですか?」って思っちゃいました。自分は異性愛者なんですが(笑) レズ風俗未満の女の子のそういうサービス、あったらいいなって思いました。そういう募集が、フェチコインでもできるってことですよね。
H:それが実現できたらフェチコインの理想ですね。ですが……実際に会うというのは、安全面で難しい点も多いですね。問題が起きたり、援交などの温床になったりするというのは避けなければならないので、そこはどうするかは考えています。実際に会う場合は、フェチコインが提供するイベントスペースでのみ可能、というのも一つの案ですね。そういえば最近見たサービスで、「SEX同意書」というのが面白かったですね。実際に会う前に、「何が嫌だ」「どこまでOK」ということを明確にして、署名して文書にしちゃうんですね。そして何かあったときにそれをもとに訴えますよ、と言える。これもアリだなとは思うのですが、それを作っちゃうと、「フェチコインのサービスは出会い公認なのね」という見られ方もしちゃうかもしれない。このあたりの線引きは、本当に難しいと思います。
水:そもそもなんですが、フェチコインのサービスは未成年も利用できるんですか? 例えば「マイクロビキニ撮影会」とかが企画されて、未成年を大人数が囲んで写真を撮る……とかは、フェチコインの目指すものとは違い……ますよね?
H:はい、違いますね。そこも難しいところで……未成年も利用できるようにしたいですが……。例えば女子高生が「あなたの名前を呼んでおはようっていう目覚ましボイス販売します」とかは面白いですよね。ですので、折衷案としては、「実際に会う」「イベントスペースを利用したイベントの企画」を行う場合は、本人確認を完了させた成人でなければならない、といった感じでしょうか。そうして、何か問題があったら、法律的に捌けるという環境を用意してあげる、といったサポートは必要だと思っています。人美さんとしては、どうお思いですか?
水:私は未成年は利用できないようにすべきかなと思います。大人になってからの楽しみとして取っておいてもらう感じで(笑)
H:それもいいですね(笑) 例えばですが、海外にいる……例えば新興国にいる子供が、その子にしか提供できないようなコンテンツを販売して利益を得られて、生活が豊かになる……それは良いことだという気もしませんか。
水:あー……それがどの程度身体を売るものなのか、という点が気になりますね。作品集、とかになるのかな。
H:うーん。極端な話ですが、特定の人種フェチみたいなのもあると思うんですね。例えば、「黒人の髪の毛が欲しい」という方とか……。
水:そうですね、きっとあると思います。とすると、未成年は自分の身体に価値をつける機能は制限するというのも手かもしれません。新興国の子は、「黒人の髪の毛が欲しいという」フェチコンテンツのリクエストは見られて、それに答えることはできる。けど、「黒人の髪の毛を売ります」という売り注文を出すことはできない、みたいな。
H:それはいいですね。サービスに取り込むことを検討してみます! 実際には、まずはフェチコインのWebサービスは「リクエストベース」で初めてみようと思っています。自分の良さを売りに出すというのは、「それが売れるんだ」という証拠・実績が蓄積されてからになるかなと思います。ご意見ありがとうございます! 

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漫画:「さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ」。レズビアンでなくてもこうしたサービスを求める方は多いようです。



フェチに対する偏見 - フェチはオープンにするすべき? 隠して生きるべき?

H:本当に何故なのか分からないんですが、心臓フェチって……言うのが恥ずかしいんですよね。最近はこの活動をしているからカミングアウトにもなれてきましたが、少し前では考えられなかったですね。心臓って単語を言おうとするだけで顔が真っ赤になってしまうレベルでした。自分の根源というか、恥部を見られているような感覚になるんです。こういう方は私の周りにも多いのですが、何故なのか不思議です。
水:たぶん自分の中で、その分野に関する感覚が研ぎ澄まされているんですね。私たちは心臓っていうものに対して鈍感なんですよ、きっと。心臓フェチの方はその感覚が鋭敏になっているんだと思います。
H:感覚が鋭敏になっている、それは面白い捉え方ですね。一つお伺いしたいのですが、そうした自身のフェチをパブリックに言っていくべき、あるいは、言えるようにな世の中にしていくべきだと思いますか? 私は……個人的には、フェチは公言できるべきだと考えています。私は心臓のために生きているようなものなので、この性癖に理解がある女性としか付き合えないんですね。不整脈があるとか、心臓の鼓動が聴きやすいとか、相手も心音が好きだとか……そういう女性と結婚したいと思っているわけです。だけど、「心臓フェチ」であることを公言するのを恥ずかしいと思って控えて生きている限り、私にとっての理想の女性と出会える確率は限りなく低くなるんですよね。だから自分のためにも、自分のフェチは告白していくべきだと考えています。でも、一方で、「フェチは個人で楽しむべきだ」とおっしゃる方も勿論いらっしゃるんですね。これについて、人美さんはどう思いますか?
水:うーん……モノによる、と思います。心臓フェチは言っていいフェチだと思います。というのは、怖くないし、汚くもないから。例えば、リョナが好きっていうのは、言わないほうがいいと思います。怖いから。クリーチャーが好きとかっていうフェチも、言っていいと思います。現実感があんまりないから。
H:危険系は避けるべき、ってことですね。
水:そうですね。
H:首絞めとかSMは危険な一面もありますが、市民権を得つつありますよね。そこはちょっと不思議ですが(笑)
水:確かに、不思議ですね(笑) でも、やはり言っていいフェチとそうでないフェチはあると思います。
H:法律面で危ういものや恐怖を与えるものは、言うべきではないということですね。
水:はい。その人が好きであることには変わりはないのですが、その人の人格が疑われてしまう、あるいは、否定されてしまうようなことは言うべきではないと思います。
H:確かにその通りですね。ただ、例えば死体愛好家の方がいたとして……その人が死体とやりたいことをできる確率は0%ですよね。でも、その思想が法律違反だからといって、その方は一生悩んで生きていくのが当然なのか……というと、そうではないんですよね。法律は破られるべきではないけれども、同じ人間として、理想は叶えられるべきですよね。そうなると、少なくとも同じフェチの方同士で悩みを相談できるような仕組みは必要なはずです。だから、フェチコインではそういう方たちへのコミュニティは提供したいと思っています。
水:そうですね。一般社会で、なんの防御もない方に対して、オープンにするのはあまり良くない……だから、そういうコミュニティの存在は重要だと思います。私はおむつアイドルが好きという話はしましたが……以前、おむつを履いた子の撮影会のイベントがあったそうなんですね。でも私、それ知らなかったんですよ。知ってたら絶対行ったのに! だからそういう情報とかコンテンツを共有できるコミュニティがあれば、欲求も満たされると思うんです。ぜひ、そうしたコミュニティを実現してください。
H:はい、絶対に実現しますね。その際にはぜひサービスを利用していただければ幸いです!
水:もちろんです。次回の対談も楽しみにしています!



 

以上が、今回の対談内容です。
水の人美さん、楽しいお話をありがとうございました!
 
 
フェチはとても特殊な世界で、誰もが誰かにとっての素晴らしい価値を提供できる可能性を秘めています。
例えば、AbemaTVに出演させていただいた際に、セクシー女優の紗倉まなさんは「だるだるに肉が余ったお腹が好きなんです」と仰っていました。
フェチコイン/fetiquetteのコミュニティには、私みたいに不整脈が好きな方や、病弱な人が好きな方、そしてニキビが好きな方、矯正中の歯が好きな方などもいらっしゃいます。
fetiquetteでは、この特殊性を活かして誰もが幸せになれる経済圏を構築していきたいと思っています。
そのためにも、皆様で思うところがあればぜひHimmeliまでメッセージを送ってくださいね。
頂いた意見はサービスなどにも反映してまいります。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう。
 
(noteにもフェチ関係の記事をたくさん書いているので、宜しければどうぞ!)
 

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